「睡眠外来にかかってみたいんだけど、どういったところなの?」「睡眠外来ではどんな治療をしてくれるの?」あなたはこのような疑問をお持ちではないでしょうか?
睡眠障害を改善するためには、睡眠外来にかかり、医師のアドバイスを受けながら治療していくことが大切です。
睡眠障害には、大きく分けて2つのタイプがあります。
生活習慣の乱れや心の不安などによって睡眠に障害が起きるタイプと、睡眠時に呼吸が止まったり(無呼吸)や止まりかける(低呼吸)によって睡眠の質が低下するタイプ【睡眠時無呼吸症候群】です。
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)とは睡眠中に10秒以上の呼吸が停止、つまり無呼吸が5回以上繰り返される病気です。主に、いびきや昼間の眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛などの症状があります。また、SASは生活習慣病と密接に関係しており、放置すると生命の危険に及ぶこともあります。また、SAS特有の眠気は交通事故を起こす危険もあり、早期に適切な治療をすることが大切です。